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歴史人12月号


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内容紹介 特集: 信長の「天下布武」と抵抗勢力との激闘! 「軍事」「政治」「経済」「宗教「外交」「安土城」戦国の革命! 天下統一はどのようになされたのか 「本能寺の変」天下一潰しの黒幕は 激闘! 信長包囲網との死闘10年史 信長は神になろうとしていたのか 信長は天皇を廃する決意だったのか 織田軍団の圧倒的な強さの秘密とは 天下布武の象徴「安土城」の真実 家康の長男 松平信康はなぜ切腹したのか 真田の嫡男 真田信行の実像に迫るA continuación se muestran los comentarios del lector después de leer 歴史人12月号. Puede considerarlo como referencia.
「歴史人」には、常連の執筆陣がたくさんいらっしゃるのですが、今回は各執筆者によって描かれる、あるいは推測される織田信長の姿が、微妙に違っている珍しい号でした。具体的に何が違うかと言うと、信長と天皇・朝廷の関係。実はこれ、先月号の本編終了後に始まる8ページの特集、「戦国時代の天皇と公家の真実」の中で少し紹介されているのですが、これがまさか、今回の大きなテーマになるとは。今月号では、もはや「歴史人」ではお馴染みになった、「古今の歴史家たちが推理」して提唱した説をいくつも紹介するというやつ、あの特集も載っているのですが、今月号では「古今の歴史家たちが推理した『信長の真意』」を掲載。ここに載っている「説」が、本書執筆陣の小和田哲男氏や外川淳氏、渡邉大門氏などの「説」と、上手にリンクしています。本書で大きなテーマになっている、信長と天皇・朝廷の関係の「説」は以下のとおり。・信長尊皇説(徳富蘇峰など)信長VS天皇・関係緊迫説(井沢元彦氏など)天皇による信長謀殺説(池宮彰一郎氏など)信長&天皇共存説(鈴木眞哉氏など)・これらを上手くまとめたのが、本編最後に登場した谷口克広氏による「天下布武の先に見た『夢』」という、今月号の総括にも等しいお話。これがとにかく面白かったです。「信長と天皇・朝廷との関係(公武関係)については、(中略)時代によって見方が大幅に変化している。しかもごく最近、信長像の見直しがなされつつあり、当然天皇・朝廷への対応についても再検討されている。まだまだ流動的な論題なのである」と語りながら、まずはその「説」の変遷を紹介。「初めて実証主義史学が発達した明治期からの織田時代研究では、信長=『勤皇家』」からスタート。それが、「第二次世界大戦後には、信長に対する見方は180度転回する。なんと『勤皇家』どころか、天皇・寺社などの古い権威を打倒しようとした『革命児』と評価されるようにな」ってしまいます。「『革命児』という極端なレッテルを貼ったのは、主に作家たちだが、研究家の多くも、信長は革新主義者であり、中世を破壊して近世を切り開いた人物であると評価した。そして、一般には信長=改革者という図式がほぼ定着していった」そうです。その後、「1970年代」→「1980年~90年代」へと、「公武対立」説が幅を利かしてゆく過程を解説。ですが、「対立説が学界の多数を占めながらも、その説の所々に疑問を感じていた研究家もかなり存在していた」と言い、谷口氏は本題に入っていきます。・「『信長VS天皇の対立』説に対する4つの疑問」は、以下のとおり。1・信長は正親町天皇を退位させようとしていたのか?2・馬揃えは、天皇への圧力だったのか?3・武田氏討伐後の「三職推任」は、信長から持ちかけたのか?4・本能寺の変直前の自己神格化の祭典は、本当にあったのか?・・・これらに谷口氏は反論していくのですが、それは見てのお楽しみ。その後、信長の「夢=死ななかった場合のif」についてお話を進めてゆくのですが、これも見てのお楽しみ。この谷口氏のお話は、近年の「歴史人」の中でも十指に入るほど面白いお話でした(三成の号は除く)ので、今月号はこの5ページしかない特集だけでも、買う価値有りでした。←ヒント。いくつもの史料を紹介しつつ、「単なる『夢』程度」、「単なる『空想』」と断じます。・今月号は他にも、「松平信康はなぜ殺されたのか?」や「応仁の乱の真実」などがあるので、読み応えは、まぁいつものとおりぼちぼちです。ただし、あくまで個人的感想ですが、先述の谷口克広氏のパートだけが飛び抜けて面白かったです。ちなみに、中山治美というおばちゃんの「今、見たい新作映画&DVD」は、今回も普通。ただし、脇の方で小さく紹介している映画、あれはいらんです。それは何か。それも見てのお楽しみ。「爆発的人気」とか言っていますが、自分はああいうのは死ぬほど嫌いです。・さて、来月号ではいよいよ大河ドラマも終盤に向かっているということもあって、あの武将が還ってきます(俺、見てませんけど)。「義を貫いた戦国最強の智将は最後まであきらめない!狙うは家康の首ただひとつ!『真田幸村と大坂の陣』真田幸村の『滅びの美学』とは何か大坂冬の陣直前!幸村をめぐる人物相関図幸村を後世に知らしめた、『真田丸』の奮戦真田幸村はなぜ豊臣に殉じたのか後藤又兵衛は死に場所を探していたのか徳川方を脅かした、大坂五人衆とはどのような人物たちなのか関ヶ原合戦から始まっていた家康の謀略家康は、その聡明さを恐れた!?豊臣秀頼と淀君の真実に迫る大坂夏の陣完全ドキュメント・勇将たちの死、そして幸村の最期大坂夏の陣の裏側・豊臣恩顧の武将の苦悩を探る幸村は生きていたのか?幸村生存説を追う次号の『歴史人』2017年1月号は12月6日(火)発売です」・・・・「幸村は生きていたのか?」もなにも、「2016年1月6日」発売の「2月号」は、総力特集が幸村で、それやってたじゃん。なんて言うのは、ここだけの話です。ナイショですよ。(b'∀`)ネッ!うーん、どうだろう。「豊臣秀頼と淀君の真実に迫る」なんかは面白そうなんですがねぇ。でも、きっと買うんですよ。気になるから。このレビューが参考になれば幸いです。(*^ω^*)

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