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帝国陸軍の最後〈3〉死闘篇 (光人社NF文庫)


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de 伊藤 正徳
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内容(「BOOK」データベースより) 吾れ太平洋の防波堤とならん。連合軍の周到な物量攻撃をうけて、遠洋に隔絶した島々の防衛の困難と邀撃準備の遅れをみたアッツ、サイパンの陥落。戦局の全面的不況からの退勢挽回に挑み、インド進撃に望みを賭けた悲劇のインパール進攻戦。撤退の道を辿る絶対国防圏の崩壊と日米戦の天王山レイテの死闘を描く。A continuación se muestran algunas de las reseñas de 帝国陸軍の最後〈3〉死闘篇 (光人社NF文庫) más útiles. Es posible que desee considerar esto antes de decidirse a comprar / leer este libro.
絶対国防圏を蛙飛びに侵され次々と陥落していく南洋諸島。それらの玉砕の島々の顛末と、インパール作戦、レイテ決戦を取り扱った本書は、ガ島、ニューギニア戦以降、更に敗退を続ける陸軍の問題点を実に分かりやすく解説していきます。取り分け本書で多く割かれたインパール作戦の問題点として、統帥・人事・作戦・後方、に明確化した指摘は実に分かりやすくまとめており、そこで惹起した建軍以来初の抗命事件については、今日まで様々な解釈がありますが、ここでの解説は、実に明快であり、客観的考察とはまったく一線を画しながらもその裁定には納得させられます。象徴的なのは、陸の玉砕戦、拉孟における指揮官金光少佐と、レイテ戦で散った第三十五軍の鈴木軍司令官の二人の統制でしょう。規模の違いこそあれ、大隊規模の孤立無援の守備隊を一糸乱れぬ統制を最期まで堅持させた前者と、インパール作戦の作戦中の師団長を全員解任してしまう軍司令官とは対照的に、レイテ脱出を隷下師団到着まで固辞する軍司令官であった後者の例は、組織における現場責任者としての姿のあり方を象徴した悲劇の一例といえます。

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